今が旬の「年末調整」の話題Vol.1

初コラムとして、今が旬の税の話題について掲載します。

今が旬の税の話題は何ですか?と聞かれると、本年10月にスタートした「インボイス制度」を頭に思い浮かべる方が多いと思います。

しかしながら、今回はそんな多くの方々の期待()を裏切り、「年末調整」について、以後数回にわたり取り上げたいと思います。 

 

税務署に勤務していた頃、「年末調整って何ですか?」との質問に対して、「サラリーマンの確定申告です」とよく答えていました。

サラリーマンという言葉は、最近あまり使わない?のかも。

 

Google先生に聞いてみました。

サラリーマンとは、

「会社、団体などに継続的、定期的に勤めてサラリーをもらっている人。勤め人。月給とり。給与生活者。」

とのことでした。う~ん・・・。何かピンとこないですねえ。

税務的な言い方をすれば、給与所得者ということでしょうか。

 

話が少し横道にそれてしまいましたが、「サラリーマン(給与所得者)の確定申告(に変わるもの)」との答えは案外、端的に的を射た表現ではないかなと思います。

知り合いの人達に、年末調整のイメージ・思い浮かぶことなどを聞いてみると、

「・・・。」「特に浮かばない。」でした。

 

そこでキーワード的な言葉を出して聞くと、

「税金が戻ってきてラッキー」「毎年同じ書類を提出してる」「何をしてるかようわからん」「添付書類を出すだけで、後は事務の人に任せてる」などでした。

年末調整という言葉は知っているけれど、内容については毎年のことなのに、あまり分かっていないし特に考えたこともないという人が多いなとの印象でした。

 

ということで、年末調整って「何をするの?」「なぜする必要があるの?」「しないとダメなの、しないとどうなるの?」などの疑問をテーマに次回以降、深くではなく浅く掘り下げて、旬が過ぎないうちに掲載したいと思います。


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